【Result】つないだ望み～2018第17節vs横浜FC(A)～

ほらほらこれが偶数月パワーや！…なんて言えないですが、なんとか追いつけあたりはやっぱりそういう何かがあるのか。

結果

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2018明治安田生命J2リーグ第17節
横浜FC vs 東京ヴェルディ
2018年6月3日（日）
＠ニッパツ三ツ沢球技場
14：03キックオフ
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=====横浜=東京V=====
(前半)　　0　-　1
(後半)　　2　-　1
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合計　　　2　-　2

●得点者
(14′) 佐藤　優平（東京V）　0-1
(57′) 佐藤　謙介（横浜）　1-1
(74′) 戸島　章（横浜）　2-1
(90’+5) 李　栄直（東京V）　2-2

スタメン

(69′) ドウグラス　ヴィエイラ → 林　陵平
(74′) 渡辺　皓太 → 橋本　英郎
(82′) 佐藤　優平 → 李　栄直

(73′) 佐藤　謙介 → 戸島　章

修正力不足が招いた逆転

前半はほぼ完璧。
ウイングタイプの選手がいないなら、両サイドにもゲームメーカータイプを並べてしっかりとボールを握り、いつもよりはカウンタープレスも強めで早めにボールを奪い返す。寛也も優平も大外からスタートしてかなり内側でプレーすることで、特に左の奈良輪の攻撃参加を見事に促す。

相手3バックに対しては3トップで封殺。イバ、レドミはさすがのうまさ、強さで多少はやられるものの基本的にはしっかりと封じ、彼らをイラつかせることに成功。

ゴールが1つしか奪えなかったことを除けば、これ以上ない前半の戦いでした。

ところが。

後半、相手が田所をボランチに上げて4-4-2にしてきたことで攻守のあちこちで数的不利な状況を作り出され、まともな攻撃はほとんどできず。結果的にはヨンジの同点ゴールの1本しかシュートを打てませんでした。

確かにドゥグ、皓太というキーマン2人を負傷で失った影響も大きかったですが、そんなことは今後いくらでも起きえるわけで。陵平なんて他チームのエースを引っこ抜いてきたんですよ？相手からしたら「ドウグラスの代わりに林陵平出てくんのかよ…」と、思わせる選手のはずなんですけどね。

プラン通りに進んだ前半はしっかり戦えるのに、相手が修正してくるとそれに対応できないのはなかなか厳しいですね。去年なんかは、前半ダメダメでも後半は見事な修正力で対応できてたりしたんですが。

失点は相手が見事でした。でも防げない失点ではなかった。

おそらくロティーナ体制になって最多の警告数、さらに退場者ゼロを貫いてきたチームの最初の退場者がロティーナという何とも皮肉な悲劇。

得点の匂いが全くしない後半の攻撃の不出来からして、これまたダメージの大きい負けか…と思ってたとこ、ロングボールの放り込みからヨンジのヘッドで同点。相手GKのミスでもある少しラッキーなゴールでしたが、途中出場で気迫をみせたヨンジのヴェルディは大きく救われました。

時間はかかったけど、優平、ヨンジ、若狭がしっかりと戦力として戦えるようになったのは、敗戦が続いた5月の収穫。奈良輪も、この試合の前半はいつもとは見違える積極性をみせてくれました。これでアランが帰ってくれば…

とはいえ、後半残り5分くらいからの戦い方は残念すぎです。陵平、ヨンジのツインタワーが最前線に並んでいるのに、後方から近い距離でのパス回しで奪われて攻められ、ファールで止めてという連続。何でもかんでも全部放り込めとは言いませんが、そのへんの意思統一はどうなってんの？という。

1点ビハインドのチームが、残り5分でなんとか1点をもぎ取りにいく戦い方には到底思えませんでした。結果的にそのパワープレーからもぎ取れたわけだからなおさら…

まとめ

審判の件はもういいっすよ。
こんな言い方したら元も子もないけど、これがJ2。選手たちのレベルがJ1に比べて劣るなら、審判も相応に劣ると。要はヘタクソなんです。

それをそういうものだと受け入れろとは言いません。ましてこの試合は2人の負傷者が出てしまったわけで、目の前で見ていたロティーナがキレるのもしょうがない。(もっとも皓太が肩を負傷したプレーはノーファールで妥当でしたが。でもコーナーキックだ)

多くの人はわかっているように、審判の質がどうであれ、負けかけたのはヴェルディの実力不足。それは事実です。

次は新潟。アウェイが続きますが、なんとか1勝を。ヨンジが気迫で奪ったゴール、つないだ望みを勝利という形にしましょう。