2019/01/29
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外国人加入で勝ち切る力をつける
正直、この戦力でなんで11位なんだと不思議なのがモンテディオ。でもよく見るとわかりやすかったりもします。
昨年のモンテディオの成績的な特徴は、3試合連続引き分け以上を4度。8~9月にかけては5試合連続引き分けなんてことも。もちろん同じ引き分けでも、ギリギリ追いついたものもあれば、追いつかれたものも、スコアレスもあるので一概には言えないのですが、町田と並んでリーグ最多の17引き分けというのはあまりにも多すぎる。敗戦は11ですが、2位長崎が10、3位名古屋が13、4位アビスパが11、5位ヴェルディが12、6位ジェフが14ということを考えると、この引き分けのいくつかを勝ちに変えることができていれば・・・と思わざるをえないと思います。
そして、昨シーズンの編成面でも特徴が、外国人がたった1試合5分出場したイ・ジェスンのみ。実質、純国産チームで臨んだことなんですね。
ということもあってかこのオフは、センターバックにジャイロ・ロドリゲス、攻撃的中盤にアルヴァロ・ロドリゲス、そしてFWにフェリペ・アウヴェスの3人のブラジル人選手を獲得。昨年足りなかったあと一歩のところの力強さを、外国人選手で埋めようってことかもしれません。
日本人選手に関しては、左サイドバックの 高木利弥がジェフへ、中盤の10番鈴木雄斗が川崎へ、シーズン後半は彼中心のチームと言ってよかった佐藤優平がヴェルディへ移籍したダメージはあるものの、このブラジル人選手たちが機能すれば概ね問題はなさそう。機能すればですけどね。即戦力の日本人選手は鳥栖から獲得した坂井達弥と町田から獲得した松本怜大、あとは筑波大からのルーキーFW北川柊斗くらい。前線は瀬沼優司の完全移籍切り替えに成功してますし、阪野豊史との長身コンビは今年も脅威になりそう。ヴェルディサポとしては、負傷であまり貢献できなかった南秀仁の活躍を祈ってます。
ベースの力はしっかりとあるだけに、あとはブラジル人の活躍次第。うまくハマれば、一気にJ1昇格候補の筆頭になる力はあると思います。