コンドルとカモメのVoyage

今のNMB48の“自信”を示す新曲「ワロタピーポー」

time 2017/12/30

今のNMB48の“自信”を示す新曲「ワロタピーポー」

ヴェルディのことばっかり書いてますが、たまにはNMBのことも書いておきます。なんたって、1年ぶりのシングルですから・・・。

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売れるとか売れないじゃない、これがNMB

12/27に発売された新曲「ワロタピーポー」。ネット社会をストレートに風刺した歌詞、キャッチ―なサビのリズム、メンバーの派手な衣装、「W」ポーズなど振付と、とにかく記憶に残りやすいオリジナリティあふれる楽曲になっています。

選抜メンバー16名は50音順に以下の通り
市川美織、岩田桃夏(初選抜)、植村梓、太田夢莉、沖田彩華、加藤夕夏、渋谷凪咲、城恵理子、上西怜、白間美瑠(センター)、谷川愛梨、村瀬紗英、矢倉楓子、山本彩加、山本彩、吉田朱里


8月に「まさかシンガポール」をリード曲とした3rdアルバム『難波愛~今、思うこと~』をリリースしてるとはいえ、シングルとしてはダンスナンバーの「僕以外の誰か」以来となる1年ぶりのシングル。


いやぁふざけてますよね(笑)
ここ最近に48グループ・坂道グループの楽曲を見ていると“いい曲”がとにかく多いんですね。それこそ、NGT48「世界はどこまで青空なのか?」もそうだし、乃木坂や欅坂の楽曲も純粋に聞き心地がものすごくいい。

「秋元康は、坂道ばっかり良い曲を提供する」

なんて言われたりもしますが、それはそれで正しいと思います。というより、坂道は”そういう”グループですからね。今の48の各グループに比べれば圧倒的な勢いを持っているのは彼女たちであり、それを支えているのは”良い曲”なのも間違いないでしょう。逆に言えば、彼女たちはあまりチャレンジングな楽曲はできない、少なくとも全国的なイメージとなるシングル曲においては清楚さや社会への反逆性といったものを壊すような挑戦はまだできない。「今は売れ続けなければならない」というなかなか難しい立ち位置にいると思います。

でまぁそれはさておき、今回のNMBの「ワロタピーポー」の話。
これが良い曲か、良くない曲か、そんなことはどうでもいいんでしょう。極端な話、別に世間に広く売れなくなっていいんですよ。たぶん、豊富な楽曲ストックはあるから、もっと世間一般にウケる曲を出そうと思えば出せたんじゃないかとは思います。

でもそれをせず、非常にNMB48らしいこのアホみたいな曲を1年ぶりのシングルとして送り出せたのは、“自信”そのものなんだと思います。

結成当初からの様々な問題、総選挙では国内グループ最弱、1期生の相次ぐ卒業で「大丈夫か?」なんて思われましたが、昨年の「夢の紅白選抜」では山本彩が1位、”Youtuber”吉田朱里が6位と結果を残し、市川美織、白間美瑠もしっかり16位ランクイン。吉田朱里に関しては、これをきっかけにチャンネル登録数を30万人以上伸ばしてますからね。

選抜総選挙では須藤凜々花の結婚発表問題なんてのもありましたが、むしろあれによってNMBという名前が少し知れ渡ったとポジティブにとらえてもなんら問題はない。もうみんな、そんなこと忘れてますから。

(あんまりこういう言い方は良くないですが・・・)
SKEはなかなか世代交代がうまくいかず、松井珠理奈、須田亜香里、高柳明音、惣田紗莉渚、大場美奈に頼らざるをえず、古畑奈和や北川綾巴も伸び悩み。
HKTも宮脇咲良と兒玉遥に続く存在が出てこず、一時の爆発的な伸びも収まりつつある。

もちろんNMBも「いつまで山本彩に頼るのか?」という最大の悩みは常にあるし、センターに立つ白間美瑠も1期生じゃん、っていうのは事実。
ただ、この曲では山本彩を3列目に置いても問題なく成り立つほど、太田夢莉、渋谷凪咲の存在感もグイグイ増しており、”次世代エース”山本彩加もテレビで披露したときに多くの人の目を引いた。
矢倉楓子は卒業が決まっているけど、今回選抜を外れたメンバーを含め、ここに誰が立っても同じような輝きを放てるんじゃないかと思います。

博打のような楽曲だけど、その裏にある“自信”を示す新曲「ワロタピーポー」。
年末も年始も、この曲で盛り上げてくれるのが楽しみです。

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