2019/01/29
金曜日に横浜が町田と引き分けたのを皮切りに、松本は大分に0-2で敗戦、徳島は引き分け、福岡が千葉に負け、名古屋-長崎が引き分けと、恐ろしいほど良い風がヴェルディに吹いた週末となりました。これで5位。とはいえ、来週負けたらまた7位に転落する可能性あるんだから、油断せずに一つひとつ進んでいきましょう。
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第38節
FC岐阜vs東京ヴェルディ
2017年10月21日(土)
岐阜メモリアルセンター長良川
16:03キックオフ
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=====岐阜=東京V======
(前半) 0 - 0
(後半) 1 - 2
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合計 1 - 2
●得点者
54分 ドウグラス ヴィエイラ(東京V) 0-1
57分 古橋 亨梧(岐阜) 1-1
80分 ドウグラス ヴィエイラ(東京V) 1-2
スタメン
27分 田村 直也 → 林 昇吾
69分 カルロス マルティネス → 高木 善朗
72分 梶川 諒太 → 井上 潮音
69分 田中 パウロ淳一 → 難波 宏明
81分 青木 翼 → 磐瀬 剛
90分 小野 悠斗 → クリスチャン
●プレビューはこちら
トラブルにも打ち勝つ強さ
田村がダメってなったとき、いったいどーすんだ?って思ってました。
・永田を入れて井林が右SB、あるいは3バックに変更
⇒前半早い段階から最後まで永田が持つか不安だしなー
⇒戦術的以外の理由で形は変えたくないしなー
・幸輝を右SBに下げて、善朗を投入
⇒幸輝の攻撃力を失いたくないしなー
・・・って、どっちも正直不安の残る選択肢で。したら、まさかの林投入で、アンカズを右SBですよ?誰がこんなん予想しますか?
幸輝も、「俺が右SBじゃないの?」ってベンチに確認してましたし、アンカズもそのつもりだったのか、プレーが再開する直前まで左サイドでスローイン投げようとしてましたからね。確かに、なるべく選手の質も落とさず、戦術も変更せずにいけるのがこの形なのかもしれません。
でも、ほぼ左足しか使わない選手が右SBってね。3バックの時のWB、あるいは4バック時のサイドハーフやWGとはワケが違うし、長友みたいな左足もそれなりに蹴れる右利きの選手が左SBやるのともワケが違いますからねぇ。びっくりですわ。正直、これでサイドからの攻撃の推進力は両翼ともに落ちたような気はします。ただ、それなら中央から攻めりゃいいって話かもしれません。
この試合、割と誰もが予想するような試合展開だったんじゃないでしょうか。
つまり、ボールはある程度岐阜が持つことにはなるものの、奪ってしまえば相手の守備はスカスカ、切り替えも遅いのでヴェルディのカウンターが発動しやすい。実際、あれだけ梶川がボールに触っていながらスタッツ見るとパス数が少ないのは、スイスイとドリブルでボールを運びやすかったから。それは皓太も一緒で。
岐阜の弱点も、思った通りというかシーズン前半と変わっていないというか。CF・・・というか真ん中辺りから動き出すだけのいわゆるゼロトップ的な風間は降りてきてボールを捌いたりサイドに流れたりするけど、じゃあ変わりに中央でゴールを奪う仕事をする人は誰もいなくて。
失点シーンは、カルロスがボールを失ったところからのカウンターでシシーニョ、風間とわたり最後は斜めに走り込んだ古橋にやられましたけど、ぶっちゃけこのシーンだけ。岐阜は全体として縦パスの意識、縦への速さがほとんどないから、どこかで一度止めてしまえばそれだけで十分に守れちゃいました。
本当は、カルロスがもう一歩頑張ってプレスかけてくれれば、前半に何度か左の福村から上げられた危ないクロスもなかったはずなんですけどね・・・
以前にアウェイ長崎だったかな、相手にはファンマがいてうちにはいなかったのが敗因と言った記憶がありますが、この試合ではうちにはドウグラスがいて相手にはいなかったのが勝因と言えるかもしれません。
まさに近代のCBに求められるもの
先制点は、まず右サイドがドゥグがよく粘って中央に持っていったことが一つ。そして、前節で何かをつかんだのか、ペナの中に内田がいるのも一つ。この試合、4本くらい内田はシュート打ってますよね。で、左にわたって幸輝のシュート。ビクトルのとんでもない反応で防がれますが、これがドゥグの前に転がってくるんだから、まぁストライカーですわ。
で、2点目は畠中がボールを奪うとそのままドリブルで持ち上がってスルーパスで縦一本。ドゥグが抜け出してゲット。
ボランチだろうがセンターバックだろうが、ボール奪って前が空いてれば持って行けばいいんですよ。相手のセンターバックの青木の中途半端なパスをカットしてからだったから相手のディフェンスラインがガタガタだったのもあるんですけどね。
以前だったら例えば鈴木惇とか、中後とか潮音とか、センターバックがいい状態でボール奪っても、「とりあえずボランチへ」って感じでした。そうせずに持ち上がっていたのは、ジョンピルとユファンくらいで。
この試合ではとにかく縦のパスコースが空いていたので、何度もディフェンスラインからドゥグ、あるいはカルロスへのボールが通りまくりでした。で、落としを梶川、皓太が受けて展開とある意味理想の形。
IHが2人でグイっといこうとしたところで奪われることもあって、そこからの守備への切り替えで細かい動きが多かったせいと、あとはピッチコンディションもあり2人とも足をつってしまうという良くない面も出てきましたが、2人までなら善朗、大輔といますから。さらに、帰ってきた潮音も問題なくできるってことがわかったので、次も思う存分彼らには走ってもらいましょう。
まとめ
とにかく苦しかったこの2試合を勝ち、4連勝できました。
来週にはアランが帰ってきます。もう、カルロスの守備のことはいいですよ。彼はそういうタイプですから。ただ、それなら決定機は決めてくれないと割に合わないよーって話なんですが。キープ力やアイデアはこの2試合で十分に見せて流れを作ってくれたので、ホントあとは決めるとこだけなんですけどね。
まぁさておき。
優也の大活躍のお陰でジェフがアビスパに勝っただけでなく、ウェリントンを退場に追い込み、さらに冨安も出場停止。しかも、あんまりこういう言い方したくないけど、キャプテンのボランチ・三門も肉離れ?で負傷交代。もともジウシーニョも出場停止だそうで。
こんな大チャンスないですよ。勝つしかないじゃないですか。
今シーズン最大の大一番と言える試合かもしれません。
ホームですし、勝てば福岡とも1試合でひっくり返るところまで持っていけますから。勝ちましょう。
P.S.
ATHLETAバスツアー、お疲れさまでした。本当にありがとうございました。
今回は当日キャンセルとかあって40名弱の参加でしたけど、行きの長編映像、ビンゴ大会、試合、よりみち温泉ととにかく最高の1日となりました。
えぇまぁ、マジで朝からお腹の調子が悪く、乗った瞬間からちょっとヤバい気がしていましたが・・・足柄SAに着くまで残り30kmあたりから時計とひたすらにらめっこ。お腹の波になんとか耐え、足柄着いたとたんにトイレに駆け込みました。いやぁマジで死闘。
土岐より道温泉で飛騨牛も食べれて岐阜感も出せたし、本当に楽しかったです。今回は帰りが夜行となるからか申込者数がそこまで多くなかったのはあれかもしれないですが、もっと大量の申込があって、有料でもいいから2,3台とバスが出るようになるといいですねー。
義成さんにも声をかけることができ、最高の週末でした。