2019/01/29
いやぁ雨。こことフクアリはほんと毎年毎年、仕事と被ったり悪天候だったりろくなことないですね(笑)
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第33節
横浜FC vs 東京ヴェルディ
2017年9月16日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場
18:03キックオフ
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=====横浜=東京V======
(前半) 0 - 0
(後半) 1 - 1
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合計 1 - 1
●得点者
72分 野崎 陽介(横浜) 1-0
84分 高木 善朗(東京V) 1-1
スタメン
64分 安在 和樹 → 林 昇吾
66分 アラン ピニェイロ → カルロス マルティネス
76分 梶川 諒太 → 高木 善朗
7分 永田 拓也 → 野崎 陽介
68分 ジョン チュングン → 三浦 知良
83分 野崎 陽介 → 渡邉 将基
●プレビューはこちら
実力均衡の好ゲーム
勝ちゲームだったとは思はないし、負けをなんとか引き分けに持ち込んだとも思えないんです。横浜が先制したことも、ヴェルディが追いついたこともお互いの今の力を考えればどちらも妥当なもので、非常に納得感のあるゲームだったなと思います。もちろん勝ちたかったし、勝つための策はもうちょっとあった気はしますけどね。
良いサッカーをしても勝つこともあれば負けることもある、そんな言葉の通りのゲームだったかなと。
松本戦で成りを潜めてしまった今のヴェルディの良さ、すなわち皓太と梶川の機動力、テクニックを生かしたプレッシングからのボール支配、そして右サイドの幸輝の矢のような攻撃。どれも見ていてワクワクするのもので、実際に前半だけで仮集計で12本のシュートを打っていたわけで。ほんの一瞬でもアランかドゥグがうまくマークを外してクロスボールに合わせて良いシュートを打っていれば、ゴールは奪えていたと思います。
でもそれをさせないのは、横浜のヨンアピンを中心とした堅いディフェンスであり、逆にカウンターとなれば佐藤・中里のダブルボランチを起点にレドミ、イバが鋭い攻撃を仕掛けてくる。
どちらも良さを出しつつ、どちらがもう1点取ってもおかしくなかった。本当に、実力が均衡したなかでの好ゲームだったとは思います。
ミスが多かったのも事実ですが、まぁこのコンディションですから。そのなかでも確実な技術を発揮するのはそう簡単なことじゃないし、とはいえレドミとかは普通と変わらないプレーを見せていたのはさすが。
いい試合かはさておき、いい勝負だったと思います。
失点シーンも、確かに防げたものでしょう。
最後に割られたあの広大なスペース、映像を見ると梶川のポジションがあまりに中途半端でした。まぁセットプレーからのカウンターで、で井林が上がってて、平も戻ってきたばかりで、梶川がCBみたいな位置にいざるを得なかったのが悔やまれる。
アンカズは無理すんな
8月のアウェイ大分戦で、それまで何試合かスタメンを外れていたアンカズが戻ってきたわけですが、チームの好調と裏腹に彼のパフォーマンスはそこまで良くなかったという印象です。正確に言えば、悪くないしむしろ良いのかもしれないけど、シーズン序盤のような相手に与える怖さ、輝きは失われており、ちょっと普通のサイドバックとなってしまっているというか。幸輝きが左右両サイドで躍動しているぶん余計に。
この試合でも、クロスはほとんど相手にカットされる、守備の戻りもちょっと甘い。ほぼ左足しか使わないのが読まれている。かなりの低パフォーマンスだったなと。ただあの左ヒザのぐるぐるのテーピングの影響もあるんでしょうね、HTの時点で痛みがあったとのことですから。
今の状態であれば、名古屋戦はそのまま林でいくべきと思っちゃいますよ。どちらも貴重は生え抜きの左利きサイドバック。アンカズに無理させてシーズン終盤を棒に振ってほしくないし、やっと戦えるレベルに成長してきた林を使わないのはもったいない。
ドゥグのファールを取られたけど、あのクロス、素晴らしかったと思います。彼はあれができる選手なんだと。
この試合残念だったのは、周りも言っていた「シュート」の意識。
試合前のシュート練習はいつも以上にみんなうまく決まっていたのに、終盤のあと1点が欲しい場面でなかなか打てませんでした。もちろん横浜の堅守や激しいプレッシャーがあったにせよ、こういうコンディションならGKの前でワンバウンドするシュートをやや遠目でも狙うべきだし、内田あたりはそのチャンスあったと思うんですけどね。
まとめ
「なんであいつ出すんだよ、大輔出せよ」
っていうの、やめません?チームに何のプラスにもなりませにょ。
カルロス、昨日はそんなに悪くなかったでしょ?善朗も言っていたように、彼は前を向いてボールを持てば何かを起こせる選手なんでしょう。最前線で後ろ向きでボールを受けさせるのはやっぱり違うのかな。そういう意味で、左ウイングで使った采配は一定の可能性を見せた気がします。速いプレッシングを戦術の前提としないのであれば、インサイドハーフでも面白いんでしょうけど・・・
まぁそれでも、大輔はこれで5試合連続でベンチ入りで出場なし。去年もこの時期はこんな感じで出場できない時間が続いたのち、久々のスタメンでキャプテンとして結果を出したりしました。善朗が不在の次節、必ずチャンスは回ってくるはず。残り9試合のブーストは、彼にかかっていると自分も思います。
アウェイ名古屋。すんげー久々の瑞穂。みんなで乗り込んで、勝ちましょう。