2019/01/29
ほんとヤラシイよね、フクアリってさ。愛媛とかは勝利の可能性がみじんもない絶望的なゲームを見せられたりするから“鬼門感”がめっちゃあるんですけど、ことフクアリに関しては好ゲームが多いもんで。で、こりゃ勝てる!ってチラつかせといて結局勝たせてくれない。やらせてくれそうでやらせてくれない女の子みたいなこのズルさ、いやらしさ・・・たまらないね。また来たくなっちゃうもの。なんて小悪魔。
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第31節
ジェフユナイテッド千葉 vs 東京ヴェルディ
2017年9月2日(土)
フクダ電子アリーナ
18:03キックオフ
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=====千葉=東京V======
(前半) 0 - 0
(後半) 2 - 2
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合計 2 - 2
●得点者
51分 ラリベイ(千葉) 1-0
56分 ドウグラス ヴィエイラ(東京V) 1-1
62分 梶川 諒太東京V) 1-2
71分 大久保 裕樹(千葉) 2-2
スタメン
80分 渡辺 皓太 → 橋本 英郎
81分 ドウグラス ヴィエイラ → カルロス マルティネス
86分 梶川 諒太 → 高木 善朗
65分 ホルヘ サリーナス → 大久保 裕樹
81分 清武 功暉 → 指宿 洋史
●プレビューはこちら
ペース配分は考えたほうがいいのか?
ジェフらがなぜこの順位にいるのかわかるようなわからないような感じなんですが、少なくともこの4連勝中に出会ったどの相手よりも強くて、恐怖でしたよ。井林なんかはラリベイについて「それほどじゃなかった」的なこと言ってますが、どんな形であれ結局1ゴール決められてるわけですからね。まぁ選手のなかでも、ジェフについてはすげーやつが揃ってるとハードル上げてて、それに比べると思ったほどじゃなかったて感じなんでしょうか。
この試合、前半はほぼ完全にヴェルディペース。
いつも通りの戦い方が、いつも通りにハマった感じで。梶川・皓太のプレスが効果的に決まれば相手は思うようにできないし、大きく蹴ったところでラリベイを好きにはさせない、たとえ競り負けようがしっかりとセカンドボールも回収できてる。何の問題もない。
アランとドゥグも相手CBに全く負けてないし、本当にあとは点を取るだけ・・・でした。ジェフは、ゴール奪える気しなかったでしょ?はい、失点する気は全くしませんでした。ただ結局、ここで点を取れないことが最大の誤算というか、いまのこのヴェルディのサッカーで最大の穴なのかも知れません。
DAZN見てると、解説の幸谷さんにも言われてましたね。
「ペース配分を考えないとダメと。
この形で戦うようになって以来、皓太と梶川はほぼすべて途中交代。彼らにかかる負担はあまりに大きく、どんなに彼らが最後まで走れるとはいえ後半にはペースが落ち、同じサッカーを続けるなら橋本や善朗も同じことを求められるわけで。彼らの特徴や、この試合も前半は問題なかったことを考えると継続はするんでしょうけど、やはり前半に得点を取らなければかなりきつくなってくるってことでしょうね。
この試合ではそれがバレちゃった気がします。
もう一つ、相手右サイドバックの山本はやっかいだった気がします。もともとテクニックあるボランチの選手だけに、プレスにビビらないんだけでなく、ちょっと隙があればプレスをかいくぐって持ち上がってくるんですよね。皓太か梶川をかわして前進すると、実はその裏はそこまで連動してるわけじゃないから、そこでラリベイに当てて2列目が前を向いてボールを受けて運ぶ・・・というのがうまくいくわけですな。
果たして、梶川と皓太のプレスのペース配分はもう少し抑えるところは抑えたほうがいいのか?抑えたところで良さは生きてこないのではないか?ある意味、来週は策士・反町さんですからね、どう対処してくるか。プレスくる前に高崎へドッカンでしょうか。
ミラーゲームを継続させても良かったかも
得点・失点シーンは、こちらの2点目以外はどのチームでもありそうな失点でそこまでひどいものじゃないのでまぁしょうがないかな。梶川のはシュートは素晴らしかった。できるなら、優也からぶち込みたかった。結局オヘーダを出してもああいう失点するあたり、もうジェフの戦術上どうにもならんでしょうね。それなら、シュートストップなど捕る、弾くの処理が明確なオヘーダのほうがエンターテイナー優也より良いってことか。わざわざアランダをベンチ外にしてまでってなかなかですね。
ジェフは失点後、3バックに変更したことがうまくハマりました。
うちのプレスが体力が落ちて弱まったこともありますが、プレスの出口が増えたことでジワジワ前進。さらに終盤には指宿とラリベイのツインタワーでターゲットが増えたことで両CBだけで対処するのが難しくなりボールが収まり、その結果2列目の矢田、町田あたりにうまくボールを捌かれてしまいました。
だいたい、途中から指宿ってなんだよまったく。
それでいて、交代枠残してるじゃん。ベンチには比嘉さんとかいるんだから使ってくれよ。。。ってのはさておき。
なんとなくですが、相手が3-5-2に代えたところで、うちも3バックに戻してたら面白かったんじゃないかと思ったりもします。帝光学園のデモンズミラーじゃないですけど、同じ形で戦ったら組織力で勝るうちのほうが優位に進められてた気もするんですけどね。まぁ妄想ですが。
まとめ
梶川のゴールが決まった時点でまだだいぶ早いけど「今日は勝った」と思っちゃいましたよ。あれだけゴールに苦しんでた梶川がやっと点を獲ったのに・・・
本当にさ、いいゲームでしたよね。荒いけどお互いの良さを出しあって、白熱した展開で。最後の最後までどっちが点を取るかわからなくて。
でも、フクアリではそんなゲームは散々みてきたんですよ。去年は澤井のゴールで同点に追いついたり、前には阿部ちゃんのゴールで追いついたなんてゲームもありましたよね。
先週の愛媛の勝利で、今年はやっぱり何か違うと思いましたがやはりフクアリはフクアリでした。ジェフとは5月の試合でズッ友の別れかと思いましたが、やはりズッ友なんですかね。
とりあえず、周りも引き分けとかのお陰でそこまでダメージは少なかったとも言えるし、周りが引き分けたぶんここで勝たなくちゃいけなかった気もします。が、終わったものはしょうがない。来週のホーム松本戦、ここで勝てばいいんです。
コメント
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by 【Preview】いざ昇格するシーズンが開幕~2018第1節vsジェフユナイテッド千葉(H) | コンドルとカモメのVoyage 2018年2月24日 6:52 PM