2019/01/29
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第22節
東京ヴェルディ vs ファジアーノ岡山
2017年7月8日(日)
味の素スタジアム
18:33キックオフ
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———東京V-岡山—
(前半) 0 - 1
(後半) 1 - 0
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合計 1 - 1
●得点者
40分 豊川 雄太(岡山) 0-1
75分 平 智広(東京V) 1-1
スタメン
62分 橋本 英郎 → 梶川 諒太
71分 永田 充 → 高木 大輔
79分 高木 善朗 → 中後 雅喜
79分 豊川 雄太 → 藤本 佳希
79分 石毛 秀樹 → 大竹 洋平
80分 澤口 雅彦 → 久木田 紳吾
ロティーナ采配さまさま
いやほんと、「またいつものかー」って思っちゃいますよね。前半からあれだけ攻めて、せめて、点が入らずにセットプレーから失点でビハインドで折り返し。とはいえ、”いつもの展開”と思いつつも、”今年は逆転できる気がする!”と信じて後半を戦えるのが今年のヴェルディってもんだと思います。
スタメンに、永田と橋本。
畠中と皓太が前節あまり良くなかっただけに妥当な入れ替えで、タイミング的にも”ここ”っていう抜群のタイミングだったと思います。永田はディフェンス面ではもちろんのこと、やはり攻撃面への影響度が大きい選手。
ロティーナになってからディフェンス陣に求められている、前が空いているなら細かいドリブルで運んで相手を必ず1人、引き付けること。ドリブルはパスのアングルを作るために斜めに進むこと。これを自信を持って、当然のことのように出来るのが永田です。さらに、縦パスはもちろん、逆サイドへのロングフィードの質も抜群ときてる。畠中も頑張ってやろうとしてるのはわかるんですが、なかなかこの域に達していないのが実情。ここまでリーグ戦に加え天皇杯も出ずっぱりだったので、いったんベンチから永田のプレーを見て、次に必ずやってくるであろうチャンスに活かしてもらいたいですね。
そして後半途中から、まず橋本に代えて梶川をボランチに。
梶川をボランチに入れることで、グイっとボールを運べるようになるわけですね。これは今までの試合でも何回かやってきた形で、ビハインドの展開では非常にうまい策。ただそれ相応のリスクあるプレーをするし、実際に危ない位置で奪われることもこれまで何度かあったので、スタートからは難しいですが。
そして、「練習ではやってない」と選手たちも言ってる4バック改め2バック(笑)
得点後に中後を入れてちょっと調整しますが、もはや4トップ。
これをやれる力がついてきた、というロティーナの判断でしょうか。
別に後ろが3だろうが4だろうが2だろうが、原則は変わらないわけですから。より動き直しが求められたりしますが、相手のプレスをかわすようにサポートに入って数的優位を作り、ボールを前に運ぶってのは一緒です。
永田を抜くってのも、もちろん彼がまだ90分やれるかちょっと不安だったのかもしれないし、守備で1対1の場面が増えるので、カバーリングよりもガツンと潰せる井林と平を残した判断もまさに妥当だと思います。
ただ、これやるならさすがに両サイドは逆足だとシンドくない?って思いましたが・・・。攻撃面での利点を残したってことでしょうか。
この形にしたことで攻撃の時間は増え、結果的にセットプレーでしたが同点に。あの空気感ならもう1点いけそうだったんですけどねー。。。最後はフレッシュな選手を投入してスイッチを入れなおした岡山に押し込まれる時間もあったことでドロー。
勝てた試合ともいえるし、素晴らしい采配でドローに持ち込んだ試合ともいえる。
でも勝ちたかった、ほんと勝ちたかった。
まとめ
岡山は、赤嶺さん素晴らしいっす。やはりJ1でプレーしてきた選手は違いますね。的確なポストプレー、ゴールへの意識、彼がいるだけでアウェイでの岡山戦とはまったく違うゲームになりましたよ。でも、あれ外すとはさすがに思わなかったね・・・。
でまぁ結局のとこ、バーに嫌われたっていうのもありますが、アランのは決めなきゃあかん。ほんとアレ決めてればって話しで。内田、ドゥグ、善朗が美しいワンタッチプレーで相手を崩したのは思わず「おぉっ」って声が上がっちゃうくらい素晴らしい連携だったのに。
湘南はこういうプレーうまいですからね。
勝って勢いをつけてアウェイ湘南戦に臨みたかったところですが、ドローとはいえポジティブな要素もあったゲームだったので、臆することなくいきましょ。前半戦の借りを返しましょ。もし本気でうちが昇格を狙うためには、絶対に勝たなきゃいけない相手ですから!