2019/01/29
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第21節
ロアッソ熊本 vs 東京ヴェルディ
2017年7月1日(土)
えがお健康スタジアム
19:03キックオフ
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————熊本—東京V———
(前半) 3 - 0
(後半) 1 - 0
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合計 4 - 0
●得点者
26分 八久保 颯(熊本) 1-0
44分 安 柄俊(熊本) 2-0
45+2分 上村 周平(熊本) 3-0
72分 黒木 晃平(熊本) 4-0
スタメン
50分 渡辺 皓太 → 梶川 諒太
69分 畠中 槙之輔 → 橋本 英郎
78分 内田 達也 → 中後 雅喜
67分 八久保 颯 → 岡本 賢明
76分 中山 雄登 → 上原 拓郎
90分 安 柄俊 → 巻 誠一郎
言わんこっちゃない
ほらほら、プレビューで余裕ぶっこいてるからですよ。だからこーなるんですよ。
とはいえねぇ、さすがに予想外。まさかこんな目に遭うとは。
ちょっと、スタートが悪すぎましたね。
相手はそこまでプレスをかけてこない、かといって奪ったら猛烈なカウンターを仕掛けてくるわけでもない。まぁ5連敗中のチームはこんなもんだよなぁって見てたら、その相手のゆったりというかグダグダユルユルな雰囲気にこちらも乗っちゃったようで、なんかパススピードも遅いし攻撃のテンポが遅い。
前半は最悪スコアレスでも後半にスイッチ入ればもうちょいマシになるかなぁなんて思ってたら、あの失点。
畠中には悪いですけど、見ての通り完全な個人のミス。エラーって言ったほうがいいのかな?もちろんカバーの意識も薄かったようにも見えたけど、そのあたりは緩んだ空気のせいか。
でも、崩されたわけじゃなく個人のミスであるぶんまだ切り替えられたと思います。実際にその後には幸輝のミドルや善朗の決定機もあったわけで、ほらちゃんとスイッチ入ればできるじゃん!って。やっぱりちょっと余裕ぶっこいてました。
ただ、幸輝のはともかく、善朗もあれだけ余裕もって相手をかわしたんだからそのままコースにインサイドで流し込めば入ったじゃん・・・。強振したせいで、GKの手が伸ばしやすいコースに飛んじゃってましたな。
・・・で、2失点目が痛かった。
あれにしても、たかだか安がボール持っただけで皓太がマークして、後ろも枚数揃ってた何のこともない状況なのに、皓太の寄せが甘くミドルを打たれてしまった。確かに強烈だったし変化しながらさらに直前でバウンドしてるから処理が難しいけど、体のすぐ横を通ってるだからシバさん止めないと・・・
あれ・・・あれれ・・・なんて言ってる間に3失点目。さらに後半もミドルというかロングが入って4点目。どれも崩されたわけじゃなく完全自滅というか、相手の勢いというか。
結局のとこ、油断が招いた4失点なんじゃないですか?
こんな大敗しといて言うのはただの負け犬の遠吠えですが、熊本の攻撃が良かったとは到底思えないですよ。
1点も取れなかったのは問題
4失点って守備崩壊に見えるけど、実際そこまでやられたわけじゃない。だからこそ、「なんでこんな差ついてんだ?」って違和感を終始感じながらプレーしちゃったことで、攻撃にも悪影響を与えていたんじゃないかなぁと。
結果的にはシュート21本も打って押し込んでるわけで、決定的チャンスもあった。ただ相手GKが当たっていたのもあるし、それ以上にうちに妙な焦りがあった。善朗が梶川のパスを受けてぶっ放したやつもそんな感じでしょう。
ただなんとなくというか、こういう展開のときのアランとドゥグはダメだと思うんですよね。単純に暑くて疲れて踏ん張れなくなってくるのもあるし、イライラして雑になる。アランが最後にイエローもらったけど、あれ完全に相手を踏みつけにいってるし下手すりゃレッドだよ。
もちろんロティーナからしたらなんやで決定力の高い2人をピッチに残しておきたかったのかもしれないですけど、だったら大輔を・・・と思ってしまいます。畠中に代えて橋本を投入し4バックというか実質2バックに近い形にしたのはさすが。事実、橋本はあの時間に出場したのに両チーム最多の5本のシュートを打ってますからね。
そのあとの中後はどうだっただろうか。相手も密集している前線にテコ入れするより、相手が引いたことで余裕をもってボールを扱える位置に精度の高いボールを蹴れる中後を入れたのもなんとなくわかります。
ただそれでもゴールを奪えず。
1点取れば流れは変わるだろうと、前回の町田戦でやられたからわかっていたはずなんですけどね。
まとめ
1年やってりゃ、こんな試合もありますよ。湘南も讃岐に0-3、福岡も群馬に1-3とか、試合単位なら上位とか下位とか関係なくぶっ壊れた試合もあるもんです。むしろここまで21試合やってそういう試合がほとんどなかった、21試合目に今季ワーストがやってくるなんてエライ成長じゃないすか。
去年とか一昨年とかしょっちゅうこんな試合やって、「今季何試合目のワーストゲームですか?」なんて感じだったので。
もちろん守備の修正は必要でしょう。
ただ個人的には、今月の松本戦あたりからやや全体の意識を攻撃にシフトした結果、守備のところが少し抜け落ちてこういう状況になってるだけだと思います。
シーズン序盤は守備の意識を高め、守り方を覚えた。
シーズン中盤にかけて攻撃の形を覚え、ゴールの奪い方を知った。
来週からの後半戦に向けて、このバランスをいかに試合単位でうまく調整していくか、というか両方を高いレベルに持っていけるか。守備のところは”戻るべき場所”はわかっていると思うので、そこまで難しいタスクではないと思います。シーズン序盤の守備の堅さを維持しつつ、最近見せた攻撃力を披露する。
節目の試合がこういう形で終わったことで、これからの課題とううか目指す場所はわかりやすくなったんじゃないかなと思います。
次節・・・やっぱり畠中は永田に代えるかな。
ここまで畠中の個のレベルが達してなくてやられたシーンもあったけど、それでも試合は勝ったり、負けた試合では彼の責任ではないところでもあった。加えて、彼の成長に期待して我慢してきたところもあったと思います。でもこういう結果になってしまった以上、代えないとそれは永田や田村に示しがつかないですからね。いくら彼らがベテランといっても。
いつ代えるの?今でしょ。というタイミングだと思います。
自滅で負けたからこそ、すっきり切り替えられる部分もあると思います。
まず次節、ホーム岡山戦に勝ちましょう。そこで勝てば、この試合のことはぶっ飛びますから。
コメント
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by 東京ヴェルディ2017シーズン前半戦プレイバック | コンドルとカモメのVoyage 2017年7月3日 3:53 PM