2019/01/29
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結果
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2017明治安田生命J2リーグ第17節
松本山雅FC vs 東京ヴェルディ
2017年6月4日(日)
アルウィン
13:03キックオフ
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————松本—東京V———
(前半) 0 - 0
(後半) 1 - 1
—————————————
合計 1 - 1
●得点者
47分 安川 有(松本) 1-0
83分 安在 和樹(東京V) 1-1
スタメン
37分 高木 善朗 → 梶川 諒太
78分 渡辺 皓太 → 二川 孝広
84分 二川 孝広 → 高木 大輔
69分 安川 有 → 安藤 淳
76分 工藤 浩平 → パウリーニョ
90’+2分 高崎 寛之 → 三島 康平
負の連鎖はとりあえずストップ
あぁまたか・・・
って正直思いましたけどね、失点した瞬間。
さぁ後半巻き返したるぞ!って思った矢先の、開始すぐの失点。あっさりすぎる失点。ロティーナなんて、後半開始早々はまだインタビュー受けてて、少なくとCKになったシーンは見てなかったからね。
でも思ったよりもそのダメージが少なかったのは、その”あっさり”すぎる感。後半開始すぐすぎて、むしろまだ余裕余裕って感じで俺らも選手も気持ちを切り替えられたんじゃないかなって。
それに、想定内。
松本にグサっとやられてあとは守り抜かれるなんて、試合前からみんな予想してたでしょ?ほらそうなったーって、まぁそういう面も含めて変に悲壮感漂わせることなく試合に集中していたと思いますよ。
唯一想定外だったのは、やはり善朗の負傷、というか脳震盪による交代。
田中隼磨さんやってくれたのぉなんて思ったりもしますが、まぁボールには向かっていってましたからね。「壊された」なんて言い方やめましょ。少なくとも頭と頭の衝突なんてやったほうも痛いんだから、ちょっと悪意があるくらいじゃやりませんよ。
善朗がいなくなることよりも、攻撃のスイッチを切り替えるボタンの[梶川投入]を前半終盤という中途半端な時間に実行せざるを得なかったのが誤算。まだ大輔という存在がいたにせよ、どうやって後半にギアを一段上げるんだ?って思った次第でした。
結果的にはゼロに抑えたのがデカい。
なんか某掲示板では、「高崎使えねー」みたいな声も見たけど、いやいやいやいや。空中でも地上でも着実にポストとなってたし、セットプレーは怖いし。畠中はよく守っていたけど、ほんの一瞬の差。いつやられてもおかしくなかった。
松本は贅沢ですなぁ、高崎なんていいFWいるのに。
うちのドゥグと交換したいぐらいですよ、まったく。
この試合、正直ドゥグもアランも特に前半は何もできず。
前半の半ばくらいかなぁ。
気が付けば飯田が最前線にいてさ。セットプレーの流れとかじゃないのに。で、代わりに誰か引いてるのかと思ったらそのままで、気持ちボランチが低めに構えつつ2CBが2人をマンツーマン。数的同数でも十分抑えられるって、ナメられたもんですよ。
ま、抑えられたんですけどね。
ステップアップのための”攻撃のコンセプト”
「(攻撃の)明確なコンセプトを与えた」
と海江田さんマガジンのロティーナのコメント。
この試合、それがいったいどんなもんなのか、めっちゃ楽しみにしてたんですよ。だってこれまでは守備のコメントは多けれど、攻撃に関するところはほとんど具体的な話はなかったですからね。
守備の構築、ビルドアップの改善ときて、ついにアタッキングサードでの崩しを改善する段階に入ったのか!・・・と。
前半は押し込まれる展開だったのでその片鱗は全く見えず。
ただところどころ、両WBの矢印がいつも以上にゴールに、中央に向いてるのはなんとなく思ってました。アンカズなんて、勢い余って右サイドまでいっちゃったシーンあったでしょ。畠中がボールを持ったときに、幸輝が相手の裏を狙ってゴール方向に走るシーンもありました。ボールは出てこなかったですが。
後半、ボールを持てるようになったことで薄っすらとその変化は見えてきました。
平と井林が攻撃参加してる!!!・・・と。
あぁ、これかと。
本当にこれなのかはわからんですが、少なくとも今までの試合にはなかった形。ビハインドの展開で試合終了近くになって、平がアンカズを追い越すような動きをすることはあっても、試合中盤からやるのはたぶん初めて。
そりゃ当然ね、攻撃に人数かけたほうが優勢になるわけですよ。レッズの槙野・森脇はしょっちゅう、っていうか普通にこれやるでしょ。それはミシャのサッカーでは数的優位を作るのが根底の根底にあるから。でも当然リスクを伴うわけで、まずは安定した守備から入るロティーナでは絶対にやらない選択肢だと思ってました。
でもこの試合ではやった。
それは、もちろんこの連敗中っていう空気を断ち切るため、苦手の松本からなんとか1点をもぎ取るためという目の前の試合を考えたことでもありつつ、チームを1段階上に引き上げるための”コンセプト”の植え付けなのではないかと。それを松本を相手にやるのもなかなかの度胸だとは思いますが(笑)
いや・・・1点ビハインドで、カウンターの怖さに衰えが見える松本だからこそ、このタイミングでやったのかもしれません。
で、攻撃参加した井林のクロスからアンカズが決めちゃうわけです。
いやぁ。。。ロティーナマジック。
タイプ的に、井林がWBを追い越して駆け上がることはしばらくはなさそうですが、いつか、平のクロスに井林が決める!なんて試合が出てくるかもしれません。
このあたり、林をWBじゃなく3バックの一角としてサブ組では起用している意図かも・・・ね。いずれ、こういう段階に入ることを最初から想定していたのかも。
そして、左右のWBの逆足配置も・・・
まとめ
まぁごちゃごちゃ書きましたが、”アウェイで”、”苦手の松本に”、”先制点を奪われながら追いついた”ってことだけでもう十分だと思いますよ。それに加えて、新たな形も見せてくれたわけですから、今後に向けて期待できるドローだと思いますよ。
ただ、おそらく名古屋戦に善朗が出場できなくなってしまったのが残念。
まぁそれでも、梶川もだし、爆発メーターが溜まりはじめた大輔もいるわけですから。守備のケアが最低限で済むならという条件付きで、梶川のボランチもありだとも十分に証明されましたし。やはり、梶川はベンチに置いといて、状況に応じて2列目なのかボランチなのか、使い分けるのが90分を考えるなかでは良い策なのかもしれません。
さぁホーム名古屋戦。強い相手だけど、楽しみ楽しみ。
コメント
ご来場、ありがとうございました。
多数の怪我人を出し、申し訳ございません。結果、ドローに持ち込めてラッキーだったのはウチの方ですね。前半とばしたツケがきたのか、宮阪あたり最後は歩いてましたね。なんとかドローでホッと一息って感じでした。
今年の東京Vさん、強いですね~。まだまだ私は昇格諦めてませんが、ウチがいけなきゃ東京Vさんにいってもらいたいんで是非是非頑張ってもらいたいですね。次は勝てるよう応援しますので、アウェーでも宜しくお願いします。
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