【Result】内容よりも結果～2017第9節vsザスパクサツ群馬(H)～

time 2017/04/24

folder ヴェルディ

結果

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2017明治安田生命J2リーグ第8節
東京ヴェルディ vs ザスパクサツ群馬
2017年4月22日（土）
味の素スタジアム
14：03キックオフ
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————東京V—群馬———
(前半)　　1　-　0
(後半)　　2　-　1
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合計　　　3　-　1

●得点者
45+2分ドウグラス　ヴィエイラ(東京V)　1-0
53分アラン　ピニェイロ(東京V)　2-0
60分岡田　翔平(群馬)　2-1
87分アラン　ピニェイロ(東京V)　3-1

スタメン

HT 中後　雅喜 → 橋本　英郎
54分高木　大輔 → 安西　幸輝
70分ドウグラス　ヴィエイラ → 梶川　諒太

82分岡田　翔平 → 小林　竜樹
88分鈴木　崇文 → 石田　雅俊
88分舩津　徹也 → 川田　拳登

勝ったことが大切

内容よりも結果。
それが何よりも求められる試合で勝つんだから、ほんと良くやってくれてますよ。

試合内容は今季最低レベルだったけどね
･･･っていう類の言葉をちらほら見かけましたが、果たしてそうだったかな？そんな酷かった？

っていう印象です。高望みしすぎでしょ（笑）
そりゃ思うように支配できなかったし、幾度と危ない場面も作られた。特に後半はね。
いくら内容と結果が一致しないことはままあるスポーツとはいえ、そんなひどい内容で3点取れちゃったとしたなら、群馬はよほどポンコツなチームですよ。

うちが良くなかったというより、群馬が良かった。そう見るべきでしょうね。
噂のルーキー高井和馬のドリブルはもちろん、ボランチに松下裕樹が入ることで全体が引き締まっていました。ただ、うちもだけど全体的に細いミスが多い。特にディフェンスラインは人には強いけどビルドアップのところは不安定で、そのあたりが攻撃も含めてリズムを悪くしてるのかなーと。

やろうとしてることの理想は高いんだけど、選手の能力が追いついていないという感じ。そういう意味じゃ、冨樫ヴェルディと似てるのかなって。冨樫さんが考えていることはインタビューコメントなど読むとよくわかるし理に適っているんだけど、それを実行する選手の能力がなかったり、うまくいかないときに修正する力がなかったり。

で、結局そういう理想を貫きはするんだけど結果が出ず、結局現実的な方向に行かざるを得なかったりするんですよね。冨樫さんのときは、それがブラジル人のゴリゴリだったり、ウェズレイ大作戦だったりしたわけですよね。

・・・って、何の話をしているのかよくわからなくなっちゃいましたが(笑)

まぁとにかく、内容はどうであれ勝ったこと、形はどうであれドウグラスが点を取ったこと、この2つだけでもう十分。内容あるじゃん！

懸念はボランチ

うーん。

中後さんよぉ。前半5分であのスライディングでイエローはないでしょ。

個人的には中後さんのプレー好きなんですよ。精度の高いセットプレーはやっぱりさすがだし、ロングパスの精度やキックの種類、質、そしてこの試合だってゴール前にしっかり入り込んだからこそ得たPK。
前から言ってるけど、本当にケガさえもうちょい少なければ遠藤保仁みたいなクオリティを出して決定的な仕事ができるボランチだと思うんですよ。

この試合はもう監督が明言してましたね、前半での交代の理由はイエローカードもらっていたからだと。そりゃそうだ、リードしてる展開とはいえどこかで守備をガツンといかなきゃいけないとき、いって退場するのも、退場が怖くていけないのも嫌だと。

マイナスの交代はできればしたくない。
なんかいろいろと損してますよねぇ。

年齢はもちろん、ヴェルディに加入して7年目。ケガはある程度しょうがないとはいえ、本来であればチームの精神的な中心になっていてほしい存在のはずなのに、そうなれていない。潮音が戻ってくれば彼がレギュラーに戻るだろうし、皓太だって当然狙ってる。橋本だってバックアッパーをやりたくて移籍してきたわけじゃない。
当然、内田だってシーズン通して出場できるかわからない。ライバルもチャンスも多いこのポジションで、いったい彼はどうありたいのか。

良い雰囲気でチームが進んでいるぶん、やっぱり気になるのです。