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【Result】実り多き敗戦~2017第7節vs湘南ベルマーレ(H)~

time 2017/04/11

【Result】実り多き敗戦~2017第7節vs湘南ベルマーレ(H)~

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結果

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2017明治安田生命J2リーグ第7節
東京ヴェルディ vs 湘南ベルマーレ
2017年4月9日(日)
駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
14:03キックオフ
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————東京V—湘南———
(前半)  1 - 2
(後半)  1 - 1
—————————————
合計   2 - 3

●得点者
16分 安西 幸輝(東京V) 1-0
21分 菊地 俊介(湘南) 1-1
33分 ジネイ(湘南) 1-2
54分 菊地 俊介(湘南) 1-3
90+3分 安在 和樹(東京V) 2-3

スタメン


56分 高木 大輔 → ドウグラス ヴィエイラ
57分 高木 善朗 → 梶川 諒太
77分 渡辺 皓太 → 橋本 英郎


66分 神谷 優太 → 齊藤 未月
77分 石原 広教 → 岡﨑 亮平
89分 ジネイ → 端戸 仁

「いやー、湘南やっぱ強かったー」

って一言でこのブログ終わらせたいくらい。さすがですよ。

あっという間に相手を囲い込む速くて強いプレス、ボールを持てばガンガン後ろから飛び出してくる厚みのある攻撃、ミスを見逃さずに決めきる決定力。
ここまで戦った6試合の相手とはモノが違いましたよ。

守備のバランス重視して橋本かな?攻撃力生かすため中後かな?なんていう素人の想像の斜め上をいく皓太のスタメンというのも面白かったけど、向こうも、代表で抜けていた高卒ルーキーの杉岡の復帰はともかく、長期離脱の高山に代えて今季初メンバー入りのルーキー石原。前節の讃岐戦から前線をごっそり入れ替えてジネイ、そして神谷を起用。こんなん予想できひんわー。

狙い通りにポゼッションして先制点を奪い、「今日いけるんちゃう??」なんて思ったのもつかの間。あっさり逆転されちゃいました。

この日に限っては井林は3失点に絡んでしまって、“持ってなかった日”と言えるかもしれません。ただ、同点の場面はボランチの菊池俊介があの位置に上がってるなんて、まさに湘南。試合後でさえ、「今日は菊池がシャドーだった?」なんて声を湘南サポ界隈で見かけるほど中盤は流動的だったし、「いつもより前でプレーした」という菊池のコメントはあったものの、試合中にゴールキックの際などは2菊池と6石川が横に並んでたのでやっぱりボランチだったんじゃないかと。
シュートも完璧。もっと結果的に寄せることもできたかもしれないけど、そしたら股の下狙ったニアへのシュートの可能性もあったし。ファーに、絶妙なとこでバウンドさせ、ここしかないコース。ありゃ柴さんじゃ防げない。でも、川島とかハイレベルなGKは止めるんだろうなっていう気もする。

逆転の場面も井林のトラップミスだけど、もともとたいして足元うまくないなかパスが少しずれ、さらにあのピッチコンディション。そこを猛スピードでプレスされかっさわれたと。ミスはミスだけど、相手が湘南だから起きたミスと言えるんじゃないか。

後半。
高木兄弟に代えてドゥグと梶川投入。さらに両WBを入れ替える奇策。湘南にとっては奇策、でもうちにとっては練習済みの策。開幕戦では失敗に終わったものの、インスイングのクロスにドゥグとアランが相手を引きつけて、ファーから逆サイドのWBが飛び込む形は一定の成功と言って良いんじゃないですかね。実際、アンカズのクロスから幸輝のダイビングヘッドは1点ものだったし。しかも、左の幸輝はカットインするどころか縦に突破を仕掛けていたのも相手に大きな混乱を与えていたと思います。まぁ・・・左足のクロスがポンコツだったのはさておき。

最後にアンカズのミドルが決まったのは今後にとって大きな進歩。結果的に、最小得失点差で済んだわけですからね。まさに、希望のゴール。

たった一回の駒沢開催をどう評価するか

でまぁ試合と関係ないんですけどね。
関係なくもないけど。
ツイッターでもちょっと反響をもらいましたが、ちょっと残念でした。

1週間前からずっと雨予報で、もしかしたら止むかも……という希望を打ち砕くように、キックオフ2時間前の12時過ぎからなかなかの本降りに。

濡れながらなんとか入場してさぁ飯を食おう!……と思ったら、ローストビーフ丼、キボン、カレーは大行列。どれも回転率は悪いので、30分弱並んだんじゃないかな?
こんなんじゃ初めての人は並ばないし、じゃあ他に食べるものがないから空腹で試合を観戦したのか?しかもキボンは、ベル爺とメタボ鳥の対決が行なわれたステージの真ん前のため、列がコンコースの通行を大幅に妨げ、列の一部は雨ざらし。

それでもなんとか飯をゲットしてさぁ食おう・・・場所がない!
コンコースの雨宿りできるとこはすでにかなりの人で埋まっててゴール裏のあたりまで歩く歩く。やっとスポットを見つけたとこで地べたに座って食べるしかない。
食べ終わったら食べ終わったでゴミ箱がないからメインの方まで戻る・・・

去年の駒沢での長崎戦が晴れても2700人だったのに比べてこの日は6000人弱集めたのは評価できるし、晴れだったら8500人集まったというのも素晴らしいと思います。

ただ、俺らみたいな相当慣れてる人でもそれなりの苦だったことは、初めて来る人にとっては「来なければ良かった」って思ってしまうほどの苦であるかもしれないことを忘れてはならないと思います。
キボンの飯は本当にうまい。湘南からきてくれた2つも、同じだと思います。それが残念な思い出で薄れてしまうのは本当にもったいない。

今回のような状況は、十分に想定できたはず。

たとえば作り置きのおにぎりとか唐揚げみたいな飲食売店を用意できなかったのか?
たとえばもう少しテントを増やして雨避けの場所を用意できなかったのか?

駒沢のハード的なハンデは致し方ないところも多いし、今年はもう駒沢開催はない。でも、まずは来てもらうことと、来てもらった人が”また来たい”と思えるようにすることは同じくらい大切。

今後の運営の課題として、少しずつでも良いので積み上げていってもらいたいとです。

まとめ

ってことで。

「いやー、湘南やっぱ強かったー」

2014年に対戦したときはアウェイで0-1で敗れたんですが、
(このときも菊池俊介にやられたんよねー)

そのときはこの言葉の後に「こいつらには適わねーよ」って思った記憶があります。ところが今年はどうだ?

「でも勝つこともできたよねー」って言葉が続くと思います。だからこそ余計に悔しい。とはいえ、負けたけど清々しい気持ちもある。

強いチームと対戦し、屈して、また強くなる。そういう実りのあるゲームになったはずです。

てかさ、ここに3-0で勝った讃岐はいったいどんな裏ワザ使ったのよ…て思うんですが、あの試合を観ると結局は湘南のミスに漬け込んでゴールを奪って、亀の守りで勝っただけで。だけって、それが讃岐の強さでもあるんですが。要は、湘南にもそういう隙はあるってことです。
7月のBMWで、この借りを返しましょう!
(もうちょい先、10月くらいにやりたかったな・・・)

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