コンドルとカモメのVoyage

永井秀樹と過ごした最後の3シーズン

time 2016/11/13

永井秀樹と過ごした最後の3シーズン

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まとめ

まずは公式のまとめから。

【引退セレモニー全文】
こちら

【引退記者会見全文】
こちら

【メモリアルフォトアルバム】
こちら

3シーズンを振り返る

永井の言葉に涙を流す人もおり、温かい拍手に包まれて終わった引退セレモニー。こういった形でのセレモニーは久々。2012年の4月に2011シーズンで引退した菅原智のセレモニーをやりましたが、引退してから半年後という形でしたし。

そもそもJリーグ自体、下部リーグに受け皿が増えて以降、シーズン中に引退を発表する選手が減りましたからね。契約満了後、チームを探したけど見つからずに引退・・・という形が多かったり。
土肥さんにしても、シーズン終了後には契約満了と発表し、その年明けに引退とコーチ就任が発表でしたから。

まぁそんなことはさておき。

正直なところをみなさんにも聞きたい。

2014年3月に永井の加入が発表になったとき、果たして喜んだ人、歓迎した人はどれくらいいただろうか?

俺は反対というか、「意味わかんね」って感じでしたよ。
だって、あのシーズンは”しゃがむ年”と羽生社長が名言して、実力は多少無視してでも若手を無理やり使おうとしていた年。飯尾や西を放出し、高原も放出し、森勇介をベンチ外にし、鈴木惇や井林でさえも開幕当初はメンバー外(意図的なのか、本当に実力でなのかわかりませんが)。

そんな矢先に発表された、永井の加入。

チームの方針と逆行していることに加え、前年まで所属していたFC琉球では、twitter上で監督批判のような発言をするなどひと悶着起こしたうえでの退団。ヴェルディ加入に際しても、スポンサー収入が付いてくるといういわく付き。

報道の情報が全てとは言えなくても、どう考えても純粋にプレーヤーとして実力を認められての加入というわけではないのは誰の目にも明らかでした。

加入から約1カ月後、GWのアウェイ札幌戦で途中出場するとしばらくそのままベンチ入り。「出場契約でもついてるんじゃないか?」って声も当時はあったように思います。いや、俺も思ってました。

確かにテクニックはある。
でも、所詮体力はもうすでに限界値で、少なくともスタメンでは無理。何試合か出たけど。永井を出すなら他にもっと出すべき選手がいるだろ?
2014年シーズンは、そう思うときが多かったです。もちろんヴェルディのために戦ってくれているから応援はする、でも正直、彼が所属して試合に出場することに対して肯定的に捉えることはできませんでした。少なくとも、2014年シーズンは。

2015年シーズン、見方が変わった

本当に”契約”的なものがあったのかは定かではありません。
ただ、ヤスさんにしても冨樫さんにしても永井を起用していたんですから、やっぱり試合に出る実力があったってことなのかな。

・・・っていうのを本当に実感したのが、2015年。

5節のギラヴァンツ戦。
ただでさえ距離が長いのに、雨で濡れたピッチ。それも考慮した、澤井へのスルーパス。

あの大逆転の7節の岐阜戦。
3点ビハインドのなか、ボランチの位置でボールを受けると2人をかわして前線へはこび、アランへのスルーパス。

9節のザスパクサツ戦。
南のゴールを呼び込んだ、幸輝への絶妙なスルーパス。


開幕から数カ月のうちに、勝利に直結する素晴らしいプレーを魅せてくれたもんだから、そりゃ実力が本物であることを認めないわけにはいきませんよ。

永井塾を開催し、若手の信頼を集めながら指導を行っていたのは知っていました。TVでも放送されましたからね。ただ、結局はピッチ上でその結果を示してくれないと認めるのは難しいところ。それを示した永井は、さすがでした。

そして今年。

アウェイの山口戦で後半から出場したのち、次の西が丘での岐阜戦。後半途中から出場して、数分後にまた負傷して交代。
あのゲーム、出場はわずか4分弱。
その短時間でゴール前で決定機を作ったものの、シュートをうまくミートできずに終わってしまいました。

このシーンを見て、「永井はもうだめ」みたいな声もあったと思います。でもね、出場してわずか数分でビッグチャンスを作ったことをしっかりと評価してあげたい。それこそ永井の真骨頂なのだと。

結局そこからは、この11月まで永井がベンチに帰ってくることはなく、夏に引退を決意したとのこと。

今後どうヴェルディと関わるのか楽しみ

永井がたどってきた25年のプロ人生。

でも正直自分は、そのほとんどをあまり知らない。Jリーグ開幕の頃なんてまだガキんちょだからそこまでプレーを記憶しているわけでもない。ちょっと興味を失ってた2001年のことなんか全然。かろうじて2006-7年のときは覚えてるけど、もはやその頃はたまに出てくるベテランっていう感じで”レジェンド”とは見てなかったような。

でもセレモニーでのスピーチを聞いて、これほどまでにヴェルディを愛し、それを素直に言葉で表してくれたことが俺らも素直に嬉しかったです。もちろん平本なんかはいつも言ってくれるんだけど、彼はたまにプレーでその言葉を裏切りますから(笑)

2014年に帰ってきたときにはあまり気に食わなかったけど、
気が付けば言葉とプレーでその存在価値をファンに示した永井秀樹。

これから先、いったいどのようにヴェルディと関わっていくのか楽しみです。

ピッチの現場でコーチ的な役割になるのか。
ビジネス面で貢献する営業的な役回りになるのか。
GM的に編成を考える立場になるのか。

何をやるにせよ、永井ならうまくやってくれる、そう信じられます。
そう信じられるような3シーズンを彼は最後にヴェルディで過ごしましたから。

25年の現役生活、お疲れさまでした。
そして、これからも一緒にヴェルディのために戦いましょう。

今後とも、よろしくお願いします。

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