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常盤聡が現役引退を発表

time 2016/11/10

常盤聡が現役引退を発表

ザスパクサツ群馬に所属する常盤聡選手の現役引退が発表されました。


【トップチーム】常盤 聡選手 現役引退のお知らせ

ザスパクサツの記者の記事によると、2年契約の1年を残した中で、家庭の事情での自主退団とのことです。ヴェルディには2013~2014シーズンの2年間所属。自分はレプリカの番号と、ゲーフラを作って応援していました。

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ヴェルディでは”決めきれない”イメージだが

常盤といえば、小さい時に体操を習っていたこともあり身体能力が高く、スピードやジャンプ力に優れたFWで、ゴール後のバク宙のパフォーマンスでサポーターを沸かせてきました。

なにより、Jリーグ全体を通しても屈指のイケメンっていう。

自分が特に惚れ込んでいたのは、左足の強烈なシュート。
たしか2013シーズン前の浦和とのTMだったかな。ボロボロに負けながらも、左足の弾丸ミドルがバーに直撃したのを見て、こいつは”レフティモンスター”と呼んでいいやろ!と思ったのを覚えています。

2012年にバウルが退団。
2013年は誰を応援しようかなーって思ってたときに、バウルの背番号17を引き継いだ常盤を応援しようと決めました。

そんなこともあり、ゲーフラにはポルトガル語で”レフティモンスター”と(文法的には怪しい)いれ、左足のシュートをイメージしたものを作りました。

2013年のヴェルディは、いわゆる”ヤスチルドレン”と呼ばれる選手たちがギラヴァンツから移籍してきてチームの中心となったシーズン。ただいろんな話を聞くと、というかラウンドテーブルでも話がありましたが、ヤスさんは「できれば選手をギラヴァンツに残しておきたい」と話していたとのこと。
本当に連れてきたのはGKの佐藤優也と、CBのキム・ジョンピルのみ。安田晃大や常盤は、「どうしてもヤスさんのもとでやりたい」ということで減俸を飲んでまで自らヴェルディに来たって話だったと思います。違ったらすみません。
さて。
ヴェルディでの常盤のイメージは、”大事なところで決めきれない”ってイメージのほうがやっぱりあるんですかね。実際そうだったんですけど。2014年の超ロングシュートやクロスに合わせてのゴールは印象あるものの、GKとの1対1を制して決めたゴールってあったっけ・・・っていうレベル。

もともとそこまでテクニックがある選手ではなく身体能力で勝負してきた選手。ポストプレーもうまくないし、献身的に守備をする選手でもなかった。ただ2013年は主に高原や巻と2トップを組むことが多く、試合を重ねていくなかで元日本代表戦士からいろいろと学びながら成長していったなぁという感じでした。
特に動き出しの質が高くなり、ボールに絡む回数がどんどん増えていった。とはいえ、中盤2列目は西と飯尾を中心に、翔哉、前田といった足元の技術で勝負する選手が多く、常盤への良いパスがなかなか出てこなかったのも事実。そこを見れる晃大や鈴木惇と、もっと近い距離でプレーできていたらな・・・と。とはいえ、結果的に2013年は39試合出場で8ゴールとまずまず。

優秀(と信じていた)な監督と、即戦力の補強、さらには世代最高レベルのユース選手たの昇格と本気で昇格を狙ったなかで当時のヴェルディ史上最低の順位という悲惨な結果ながらも、個人としてはそこそこの結果を残しました。あともう少しの決定力があれば2桁ゴールも達成できたでしょう。

2014年は、背番号が9に昇格し、多くのベテランが抜けたなかで前線の中心選手に。6ゴールながら、チームのトップスコアラー。少ないよって、残留争いにどっぷり浸かった弱小チームなんだから、そもそもチャンス自体少なくてですね。
今年のギラヴァンツで原一樹があんなに点を取ってるのがおかしいって。

2014年をもって契約満了で退団。
チームのトップスコアラーが?と思いつつも、竜士、南、大輔、菅嶋、北脇ら血気盛んな若手が多数いて、平本はまだ必要で、アランやブルーノ・コウチーニョらも後に加入するなかで、決して伸びしろが多くはない常盤が退団となるのはやむを得なかったんでしょう。
『常盤聡 2014全ゴール』

最後に残した”チャントのチカラ”

退団する常盤が、最後に残したブログ。
『チャントのチカラ』
http://ameblo.jp/tokky0514/entry-11957418403.html
俺らの気持ち、選手に届いてたんだなって嬉しかった。

チャントに関しては基本的に団体さん任せなのでとやかく言いませんが、活躍度合いとかチームへの貢献具合とか、ネームバリュー的なところででチャントを作る、作らないを決めていたのは正直微妙な気持ちを持っていました。
平本なんか昔からチャントあるのに、移籍して帰ってきて結果を残してない間はチャントを歌わなかったりとか。常盤の件にしても、常盤と同じく2013から加入した高原は開幕時からチャントがあったし(ドイツで使ってたの流用だけど)、鈴木惇は途中からできたし、竜士も正直たいした結果を残してないのにチャントがあったりとか。

2014からは、全選手にチャントを作るようになったのは本当に良いことだと思ったし、それが選手に響いてこういう言葉を残してくれたのは嬉しいことですよね。

まとめ

引退は早いなあってのが正直なところですけど、トッキーにはトッキーの事情があったんでしょう。だから、お疲れさま、とだけ言います。
プレーや数字ではそこそこの貢献だったけど、言葉でその名をヴェルディのサポーターの心に刻み込んだトッキー。

まさか、平本&飯尾、バウル、優也、トッキー、柴さんとゲーフラを作ってきて、最初の引退がトッキーだとは思いませんでしたが。

2年間応援していて良かったです。
本当にお疲れさまでした。

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