コンドルとカモメのVoyage

補強ポイントを考えてみる

time 2016/07/07

補強ポイントを考えてみる

じわりじわりと他クラブも動き始めましたね。まぁうちだって、二川を獲得した時点で例年に比べりゃ十分すぎる即戦力が加入してるんですが、目下J3降格圏に足を踏み入れてる以上はもう一人くらい補強したいところ。

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最優先はセンターバック、理想はジョンピル

田村にしてもウェズレイにしても長所と同じくらいの幅で穴があり、平は全体的に力不足な感じもある。去年から継続している穴なのになぜか手を加えず、結局この時期にその穴が広がっているという最悪の状況。ウェズレイの爆発的な成長を見込んでたのか、実は補強するあてがあったのに他に獲られたのか。

井林の守備はJ2ではトップクラスの安定感を誇っているとはいえ、今シーズンは彼の油断というかミスからの失点がいくつかあるのは非常に残念な状況。フィギュアのご褒美がなくなったことでモチベーションが下がったのか、倦怠期なのか。

たぶん、仕事量が多すぎるんですよ。

相方は誰が出ても不安定、両サイドバックは基本攻撃的、ダブルボランチも守備は苦手。そんな状態で「何か起きるかもしれない」という不安を常に抱きながらプレーしており、それがミスが集中力の欠如、パフォーマンス低下につながってる気がしてなりません。

ということで、センターバックの補強は急務。もう、ウェズレイの成長を待ってる時間はないんですよ。

で、守備ができるのはもちろんなんですが、やっぱりビルドアップ能力も持つ選手が欲しい。山口戦での試合後にコメントした通り、センターバックのどちらもボールを持ったら基本はサイドバックかボランチに預けるしかできない。フィードの質もまだまだ。余裕があるならある程度はセンターバック自身が前にボールを運んで、少なくとも相手を1人は引き付けたうえでパスを供給する。それだけでも数的有利になって変わると思うんですけどねー。

守備力強化はもちろんのこと、得点力を高めるという意味で補強したいのは間違いない。うーん。ジョンピル。マジでジョンピルほしい。

ストライカーは欲しいが…

もちろん点は欲しい。ゴールが見たい。
じゃあ強力なFWが来れば良いのか?

きっと違うんでしょうな。

昇格するチームには、ジェイなりムルジャなりウェリントンなり独力でゴールを奪えちゃうFWがいるのは事実。でも一方で、その選手が今後ずっとそのチームにいてくれる保障もなければ、その選手が不在時には結局点が取れない状態に後戻り。そういうリスクもあるわけですよ。

ドウグラスにセンターフォワードとしての決定力を求めるのは無理だというのは、この前半戦でわかった。というかそれを求めようとしてるからうまくいってない節もある。加入が決定したときにプレー動画集を見てもわかる通り、彼は本当は中盤、あるいはサイドのプレーヤー。センターフォワードとして中央にドンッと構えたり、ヘディングで競り勝ってゴールを生むプレーヤーではない。

とはいえ、実は190くらいあるんじゃないかっていう高さ、ボールを収める能力、前を向くっていう意識は高く、彼を活かさない手はない。

そこで獲得した第一弾が二川孝広。
決定力を上げるよりは、チャンスを多く作って得点を増やそうって方針。

同時に、二川と同じタイプの中盤の選手たちに見本を見せる。

時期にアランも復帰してきてるし前節に郡がベンチ入りしたことを考えると、たぶんFWの補強はないものと思われる。だってここ数シーズン、FWを補強してうまくいった試しないですから。アブダとかアブダとかジミー・フランサとかアブダとか。

守備的ボランチは必要か?

まぁ三竿の穴ってことでしょ。

今シーズンは中後が攻撃面では良い時と悪い時の波があり、守備面ではあと一歩足りないことが多く、パートナーの潮音も頑張ってはいるが守備が苦手な選手ということで中盤がぽっかり空いてしまう。そんなことから、守備的ボランチ補強の必要性が出てくるのはわかります。

ただ、中後と潮音(あるいは善朗)が2人とも攻撃に絡める選手だからこそボールを保持する時間が長くなり、結果的に守備の負担が減ってるっていう側面もあると思うんですよ。

個人的になぜか印象に残っているのが、2012年シーズンの後半。というか、なぜかアウェイ徳島戦。

中盤の引き締め役として、守備的ボランチに佐伯直哉が入りパートナーは和田が務めてました。後ろを佐伯に任せることで和田が自由に動き回って活性化できた試合もあったものの、当時のセンターバックはバウルと深津。
前線には阿部、翔哉、西、梶川、サイドバックにも森と祥平という今となっては豪華すぎるメンバーがいたにも関わらず攻撃が停滞したのは、両CBとボランチのビルドアップ能力が皆無で前にボールを運べなかったこと、和田をマークされて出しどころがなくなりロングボールを蹴らざるをえなくなっていたこと、前線はみな足元でボールを受けたがるタイプが揃っていたこと、という状況だったから。

要は、守備的ボランチを獲得して守備を安定させるのはいいですが、井林・ウェズレイとビルドアップが苦手なCBが組んでる現状、選択を誤れば当時のような状況になってしまう懸念があります。

まぁ三竿くらい技術もしっかりしてて、たまに前線に絡んでミドルを放てる選手ならいいんですが。。。

楠美に期待してるんですけどねぇ。どうなんですか、実際?

まとめ

竹本さんがんばれ!

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