2019/01/29
まずはじめに、今回の熊本で発生した震災については本当に心が痛みます。自分はほぼ1か月前に熊本に行き、スタジアムはもちろん熊本城にも足を運んだし、美味しい食事を楽しんだり、本当に充実した休日を過ごしたばかりです。
まだまだ余震が続き予断を許さない状況が続いていますが、どうかお気をつけてください。また、熊本と報道されつつも、震源が少しずつ動いており、九州各地にも被害が及んでいるようです。福岡、鳥栖、鹿児島などで開催予定だったゲーム、そして京都で行われる予定だったロアッソ熊本のゲーム、福岡でのプロ野球も中止が決定。みなさんの笑顔が戻り、心からサッカーを、スポーツを楽しめる日々が少しでも早く帰ってくることを祈るのみです。
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スタメン予想
海江田さんマガジンの冨樫監督のコメントにあるように、左サイドバックにはアンカズが戻ることが確実。確かに大木は頑張ってました。でも頑張ってたじゃダメなんですよ。残念ながら、そこに大木がいる強みをこの2試合では全く出せなかった。左足の精度は多少目をつぶっても、右で切り込んでシュートとか、そういうのも全く出せなかったですからね。
で、アンカズはアンカズで、開幕から悪くなかったけどどこかぼんやりとしたプレーが多かった。去年との比較でいえば、納得いかない出来でした。五輪代表入りのチャンスもあったのに、今週の合宿でも負傷の山中(柏)の代わりに召集されたのは小川(FC東京)や三丸(鳥栖)で声がかからなかった。ともにJ1でレギュラーで出場しているだけに、アンカズの五輪代表入りはかなり厳しくなったと言わざるを得ない。去年爆発した三ツ沢の地で、そのあたりの悔しさを晴らしてほしいところ。
ある意味今季のベストメンバーで流れを取り戻す
序盤に負傷離脱の中後と南、そして竜士。出場停止の善朗、そして不調で外れてたアンカズ。ドウグラスこそいまだ負傷離脱中ですが、去年の三ツ沢で見せたようなヴェルディらしいサッカーをするうえでのベストメンバーがやっと揃ったと言えるんじゃないでしょうか。
横浜は基本的にメンバーは去年からあまり変わらないものの、やはり注目は新外国人のイバ。別にデカいだけのFWなら井林がどうにかしてくれるっていうのはこれまでの試合でもわかってるんですが、足元もしっかりできるっていうのはやっかい。パートナーはカズさんになるのかわからんですが、なんというかこういうタイミングでのゲームでカズさんがいるっていうのは雰囲気的にちょっと嫌。
攻撃面では、アランがベンチスタートとなりそうで、個人的にはそれはいいことなのかなって思います。っていうのはアランがダメとかというわけではなく、ベンチに切り札的に置いておけるのがいいのかなと。北脇もまだ途中から入って爆発を起こせるような存在ではないし、竜士にしても途中から入って流れに乗るのはあんまりうまくない。そんななかアランは、割と途中から入って変化を起こす確率が高い気がするんですよね。
基本的には誰が出ても地上で戦うのがベース。そのなかで、たまに放り込むロングボールも無理くりマイボールにしてくれるあたりが効いてくるんじゃないでしょうかね。これが、焦ってポンポン放り込むとアランも疲れて競り勝てなくなってくる。平本に当てる場合も同じ。
毎試合言ってるようなことかもしれないですが、どんな状況でも焦らず、冷静に地上でつなぎながら運動量を高めていくことが勝利につながると信じています。2014年序盤のような、下手くそで、弱くて、でも必死に戦って試合後には悔しさで涙を流したようなガムシャラなゲームが見たい。少なくとも、あのときよりはうまくはなってるんですから。