コンドルとカモメのVoyage

No.7 FW 杉本竜士

time 2015/11/27

No.7 FW 杉本竜士

※写真はオフィシャルFacebookより拝借

●今シーンの評価
うーん。こんなことあまり言いたくはないんですけど、今シーズンの攻撃陣においては最も失望したといいますかね。それだけ期待が高いってことでもあるんですけど。
まず得点が3点はあかんでしょ。ほぼシーズン通してレギュラーとして出場して、これはあかんって。

竜士が必死にプレスをかけて貢献してるのはみんな知ってる。誰よりも積極的にドリブルで仕掛けたり、ちょっと強引でもシュートを打とうとしていたのは知ってる。でも、同期の南は10点、同じような役割で2トップを組むことが多かった大輔も7点取ってるわけですよ。だからこそ、竜士も結果を残すことはできたはずなんですよ。
ところが、印象で言うと、惜しいシュートを放ったシーンもかなり少なかった。チャンスを作るのには貢献してるけど、自信がゴールを奪う動きをほとんどできてなかった。

いったい彼の何がいけなかったんでしょう?
技術的、戦術的な部分の細かい分析は自分らはプロじゃないからできません。ただスタンドから見てて思うのは、“バレバレ”って感じじゃないでしょうか。彼が持ったらドリブルしてくる、さすがにどのチームもスカウティングはしてきているからわかってますよ。

今シーズンは、対面した相手すら抜くことができた場面が少なかった。キレッキレの動きなのはわかるんだけど、全く効果をなしてないことも多い。「ドリブルってのはね、別にスピードとか難しいフェイントなんていらない、相手をよく見て体重が移動した逆を取れば抜けるんだよ」って教わったことあるんですけど、もしかしたらそれじゃないですかね。

弾丸ドリブラーの竜士も、来年はもう23歳。期待の若手とも言えない年になっていく。ゴール裏にいるとわかる、あの小さな背中には誰よりも大きな期待がかけられていることが。竜士がいろんな苦しみや壁にぶち当たりながらやっと今の位置までたどり着いたことをみんな知ってる。負けず嫌いなあいつは、誰よりもヴェルディらしい選手だということを知っている。彼のがむしゃらなプレーにみんなは心を奪われている。だから来年は、よりゴールという結果に拘ってほしい。

「ゴールは奪えなかったけど、前線からの守備で貢献していた」

そんな言葉はもう聞きたくありません。がむしゃらにゴールという結果を、来年は頼みます。

●来シーズンの去就
一時的に五輪代表合宿に呼ばれて注目度は高まったけど、次に呼ばれなかったあたりからそんなに評価はされなかったんですかね。まぁそれはそれで残念ですけど、中途半端に目立ちすぎなくてよかったということにしておきましょ。
フロントが売ろうとしない限りは出ていくことはない、そう思ってます。来年もヴェルディのために戦ってくれるでしょう。

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